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- Hi-PerBT SmartKIT 導入事例 学校法人順天堂様
学校法人順天堂様
多岐にわたる情報システム群と関連する
複数のシステムベンダー。
IT部門における、複雑なシステム運用管理
効率化のために取った対策は・・・
従来のExcel管理から、新たな情報共有基盤の仕組みが必要だと考えステータス管理システム Hi-PerBT SmartKITを導入された事例を紹介します。
学校法人順天堂様ご紹介
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順天堂様は、「不断前進」の理念のもとに学是「仁」を大切にしながら、5学部3研究科6附属病院からなる「健康総合大学・大学院大学」として教育・研究・医療を通じて国際レベルでの社会貢献と人材育成を進められております。
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創立 1838年(大学設置:1946年) 所在地 東京都文京区本郷2丁目1番1号 URL
導入のきっかけ
増える情報システム、複雑化していく機能の管理に
本学では、法人・大学・病院など多岐にわたる情報システムを導入しており、本郷地区情報センターがその管理を担っていました。しかし、システムの増加に伴い、利用者からのシステム改善要望は増加し、従来はExcelで管理していましたが、要望ごとに対応期日、対応経緯含めて進捗管理することが困難な状況となっていました。
また、寄せられた改善要望をシステムに適用する際、システムベンダーとは、紙によるメンテナンス申請書で管理、調整していましたが、作業承認者不在時の緊急メンテナンスの承認プロセスなど、時間的ロスを改善するため、新たな情報共有基盤の仕組みが必要だと考えました。
導入の決め手
多岐にわたる業務への適用とシステムベンダーを含めた情報共有基盤の構築
従来のExcel管理での問題点である、担当者ごとに自由に入力された情報を解消すべく、「統一化された情報管理」「一目でわかる進捗状況」をポイントに、案件ごとのステータスを管理できる商品を探していたところ、日立ソリューションズ西日本のHi-PerBT SmartKITの情報にたどり着きました。
「システム改善要望」や「システムメンテナンス依頼」など、業務ごとに対象ユーザーを制限した専用画面が簡単に作成できる点や、トップページに表示される進捗状況別の件数一覧など、評価環境を借用したうえで、業務に適用できるか否かを事前に確認できたことは大きなポイントでした。
また、クラウドを活用することで、職員に限らずシステムベンダー側にも活用できることや、システムが稼働しているデータセンターが、東京から遠く離れた西日本に所在していることも採用の決め手となりました。
導入の効果
業務停滞の解消と業務効率の向上を実現
きめ細かいステータスを設定したことで、対応状況が一目で把握できるようになり、業務停滞の予防になっています。また、システムベンダーにメンテナンス申請などを直接入力させる運用としたことで、申請承認手続きに係る負荷が軽減され、私たちの業務も大幅に効率化されました。運用開始後も逐次項目の見直しなどを行っていますが、自分たちで手直しできる点は非常に助かっています。
予想外の効果では、ペーパーレスになったことで、原本保管のスペースが不要となったことです。都心でこの効果は、意外と大きいと思います。

今後の構想
業務改善の枠を超え、患者サービスの向上へ
本郷地区情報センター内でHi-PerBT SmartKITの特徴や適用効果を検証し、ブラッシュアップしている最中ですが、今後の構想として、病院内で患者さんやそのご家族の方から頂いている職員の対応、設備などについてお気づきの意見など、「皆さまの声」を、本システム上で管理することで、患者サービスの向上をめざしつつ、情報共有基盤として有効活用したいと考えています。
日立ソリューションズ西日本への期待
長期的なビジネスパートナーとして
今回、日立ソリューションズ西日本のHi-PerBT SmartKITを導入したことで、案件ごとの進捗状況の見える化を実現することができました。
今後は、案件ごとに指定されている担当者に向けて、システムが自動的に状況の報告を促す仕組みなど、更なる機能の充実化に取り組んでいただき、長期的なパートナーとして、本学の理念である『不断前進』の精神で、ともに歩んでもらいたいと考えています。