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デジタルトランスフォーメーション(DX) デジタルトランスフォーメーション

「DX認定取得事業者」に選定されました

DX認定

日立ソリューションズ西日本は2023年4月、経済産業省が定めるDX認定制度において、「DX認定取得事業者」としての認定を取得しました。

1.DX推進の考え方

当社は、「地域を大切にしながら、全国へとビジネスを広げていき、人々の笑顔を増やす」というビジョンのもと、お客さまとの協創を通じて、豊かな地域社会の実現のために、確かな技術とソリューションを提供することに取り組んで参りました。

社会の変化が一層早くなっていく中で、より豊かで持続可能な社会の実現に向けて、当社の強みである多彩な人財と、幅広い業種・業務に携わる中で培ってきたドメインナレッジ(業務知識やノウハウ)を基盤として、先進的なデジタル技術とグループ力を結集し、幅広い企業や団体、地域の皆さまとの協創により社会課題の解決に、これからも取り組んで参ります。

2.DX推進の取り組み

2-1 お客さま対応

当社では、お客さまがめざすDXの実現を支援するため、多様なソリューションをご用意しています。

企業利益の明暗を分ける要素の一つとなる、DXの導入および推進にあたって、まず何から始めたらいいのかわからないというお客さまへ失敗に終わらないためのDXを実現する上で基盤となるITソリューションを紹介します。

AI(人工知能)などのIT(情報技術)の急激な変化によって、企業ではITを活用したビジネスモデルの変革が高まっています。
AIを活用して各種業務の効率化をサポートするITソリューションを紹介します。

RPA(Robotic Process Automation/ロボティック・プロセス・オートメーション)などのIT(情報技術)の急激な変化によって、企業ではITを活用したビジネスモデルの変革の必要性が高まっています。
RPAを活用して各種業務の効率化をサポートするITソリューションを紹介します。

2-2 当社内の変革

当社では、2016年4月に社員の働き方改革を推進する組織(ビジネスワークスタイル推進センタ)を設立、その後、2021年4月に、同センタをニューノーマル推進センタに改称して、社内業務のDX化に向けた取り組みを加速しています。

(1)当社内におけるDXの取り組み

当社では、経営方針のもと、加速する事業環境の変化に柔軟に対応するため、当社自身のDXに取り組んでいます。
「地域を大切にしながら、全国へとビジネスを広げていき、人々の笑顔を増やす」というビジョンのもと、当社ITシステムのあるべき姿を定義し、「データドリブン」「社内業務の効率化」「営業活動の強化」「セキュリティ強化」を4つの解決すべき課題とし、さまざまな社内業務のDX施策を推進しています。

また、当社自身のDX推進を通じて得たノウハウをお客さまに提供していくことにより、お客さまのDXへの取り組みに貢献します。

データドリブン

  • 社内に蓄積された経営データの可視化と利活用により、迅速な経営判断と意思決定を促進
  • データ活用基盤システムの有効活用による社内課題解決

社内業務の効率化

  • 各種業務のデジタル化による業務改善
  • 社内に点在するデータの集約・可視化による業務の最適化
  • 社内業務の自動化によるプロセス改善と業務効率化

営業活動の強化

  • 営業活動データの一元化/共有化による迅速な意思決定の促進と効率化
  • 取引データの分析・可視化によるマーケティング力強化

セキュリティ強化

  • デジタル技術を活用するための最適なIT提供とセキュリティ強化
  • 社内資産情報の可視化によるセキュリティ対策推進
  • 統計データを活用したサイバーセキュリティ対策推進

(2)デジタル人材の育成

DXを推進するためのデジタル人財の育成では、データサイエンティストやAI人財、ビジネス創出人財といったスペシャリスト育成とIT技術などベーシックな教育の両輪で強化しています。
データサイエンティストは、日立ITプロフェッショナル認定制度の枠組みの中で、一般社団法人データサイエンティスト協会の定義をベースにスキル要件や育成プログラムが体系化されており、本枠組みを活用し、育成・強化しています。
AI人財は日立ソリューションズグループ独自の人財定義と教育体系を整備し、育成・強化しています。

2022年度末累計 目標人数(2023年度累計)
日立データサイエンティスト(HDS) 170名 232名
AI人財 88名 109名
情報処理安全確保支援士:36名

(3)デジタル技術活用環境の整備

最適なIT提供による事業/経営へ貢献することを目的に、各システムの環境整備を実施しています。

データドリブン

  • 経営データを可視化し、多角的な分析、迅速な経営判断を促進するBIコンテンツの提供・整備

社内業務の効率化

  • RPAによる業務の自動化とプロセス改善
  • 業務アプリケーションによる電子承認、ステータスの見える化などによる社内業務の効率化

営業活動の強化

  • 顧客や業務領域をヒートマップ化し分析・把握できるSFA・MAツールの提供・整備

社内ITシステム刷新

  • 老朽化した社内システムの計画的な刷新によるDX実現環境の整備

(4)DX推進の達成状況の指標

当社では、下記2つをDX推進達成度の指標と定め、定期的にモニタリングし、施策の是正・追加を行いながらDXを推進していきます。

  • 当社が解決すべき4つの課題に対する推進スケジュールの進捗度と目標の達成度
  • デジタル人財(HDS,AI)の育成者数

2-3 社長メッセージ

取締役社長 臼杵 誠剛

当社は、2023年1月で創立10周年を迎えました。これまで、お客さまとの協創を通じて、ITソリューションを提供して参りました。
おかげさまで、当社ソリューションに対して、お客さまより好評をいただき、事業は順調に拡大しております。
現在は、2024中期経営計画を推進していますが、ビジネス環境が一層加速し変化していく中で、デジタル技術を駆使して当社自身の変革に取り組みながら、これまでに培ってきたドメインナレッジを活かして、お客さまのめざすDXの実現に貢献して参ります。