- サイトトップ
- 販売管理・生産管理システム Hi-PerBT KIT3
- 販売管理コラム
- 販売管理の基本知識|業務内容や管理する目的などの基本知識について解説
販売管理の基本知識
業務内容や管理する目的などの基本知識について解説
販売管理にはどのような業務が一般的にあるかなど、販売管理の基本知識について解説します。
販売管理システムを導入すれば、発注管理のミスがなくなり、受注管理が素早くできるなど、企業活動を強力にサポートしてくれます。とはいえ販売管理の範囲は広く、大規模なシステムの全容を理解することは容易ではありません。そこで、本記事では、販売管理の基本知識とシステム導入のメリットについて紹介していきます。
販売管理の効率化やシステムに関する資料のダウンロード
販売管理に関する下記のようなPDF資料がダウンロードできます。販売管理の効率化やDX推進などにお役立てください。
基本知識:販売管理とは
販売管理とは、企業活動の利益を計算するために、必要な情報を管理する活動をさします。
具体的には、「お金の流れ」と「物の流れ」を管理する業務に分けられ、お金の流れの管理には、売上管理・請求管理・入金管理・支払管理などが含まれます。
もう一方の、物の流れの管理には、見積管理・受注管理・出荷管理などが含まれます。
販売管理を行う目的
販売管理を行う目的は、大きく3つあります。
- 収益・利益の確保
- 顧客満足度の向上
- 業務管理
収益・利益の確保
販売管理は、販売にかかわる受注・出荷・請求といった業務の情報を一元的に管理します。
集計したデータを統合的に分析することで、販売全体の状況が俯瞰できるようになるため、各商品の利益への貢献度の把握、仕入れの最適化など、利益を確保(最大化)するための指針とすることができます。
顧客満足度の向上
顧客満足度を向上させるためには、顧客が求めている商品を提供する必要があります。
顧客の求めている商品は、情報を分析することで把握できますが、その情報を収集・管理・分析するために必要なものが販売管理といえます。
また、在庫状況がリアルタイムで把握できるので、顧客に正確な納期を伝えることができるため、顧客満足度を向上させられます。
業務管理
業務管理を導入するということは、これまで手作業で行ってきた業務をシステムに置き換えるということです。
各部門で分断されていた情報が一元管理され「見える化」されることで、業務のムダが把握でき、企業活動を効率的に運営することができるようになります。
販売管理を行うメリット
販売管理の導入には、主に以下2つのメリットがあります。
- 現状の把握と改善
- 業務の効率化
現状の把握と改善
販売管理の導入によって、「お金の流れ」と「物の流れ」が可視化されることで、現状のムダ・ムラ・ムリを正確に把握することができます。
そして、把握できた問題点を改善へとつなげることができます。
業務の効率化
流れを可視化して、現状のムダ・ムラ・ムリを正確に把握して効率化する点は、各部門間の業務連携やワークフローにも当てはまります。
例えば、営業・製造・出荷といった各部門の情報を一元管理することで、申し送りの質が向上し、業務の効率化が実現できます。
販売管理の効率化やシステムに関する資料のダウンロード
販売管理に関する下記のようなPDF資料がダウンロードできます。販売管理の効率化やDX推進などにお役立てください。
販売管理の業務内容
販売管理に含まれる業務は、一般的に以下の5つです。
- 受注管理
- 出荷管理
- 請求管理
- 仕入管理
- 在庫管理
受注管理
受注管理は、注文から出荷までを管理する業務をさし、以下の業務が含まれます。
- 注文内容の確認
- 在庫の確認
- 納期の連絡
- 受注伝票の作成
- 注文伝票の作成
出荷管理
出荷管理は、出荷から記帳までを管理する業務をさし、以下の業務が含まれます。
- 出荷指示書の作成
- 必要書類の作成
- 出荷・納品
- 売上伝票の作成
- 取引の記帳
- 商品有高帳の記入
請求管理
請求管理は、納品後に代金を回収するまでの業務をさし、以下の業務が含まれます。
- 請求の締め
- 請求書の発行
- 請求書の送付
- 入金確認
- 入金消込
仕入管理
仕入管理は、仕入業務全般をさし、以下の業務が含まれます。
- 見積依頼
- 購買
- 発注業務
- 入荷・検収
- 仕入記帳
- 支払
在庫管理
在庫管理は、在庫管理業務の全般をさし、以下の業務が含まれます。
- 在庫受払業務
- 実地棚卸業務
- 購買依頼業務
販売管理の効率化やシステムに関する資料のダウンロード
販売管理に関する下記のようなPDF資料がダウンロードできます。販売管理の効率化やDX推進などにお役立てください。
販売管理業務はシステム化が可能!
販売管理はさまざまな情報を管理して、経営の最適化を目的としています。
そのためにはデータ解析が欠かせませんが、エクセルなどで個別管理されているデータを統合して分析するには多くの時間がかかります。
そのため、販売管理はシステムを使って導入されることが一般的です。

販売管理業務の問題点
システムを使用しない販売管理業務では、以下のような問題点があります。
- データの共有に時間・手間がかかる
- 入力ミスなどの人的なミスが起こってしまう
- データを一元管理しにくい
販売管理システムを使用するメリット
販売管理システムは、見積書の作成から入金確認までの、多岐にわたる業務の情報をトータルに集計・分析できるシステムのことです。
システムを導入することで、データの一元管理が容易になり、入力ミスといった人的ミスが減るなどのメリットがありますが、現行システムと連携できない販売管理システムを導入してしまうと、データ共有ができず、目的を達成できない場合があります。
まとめ
販売管理を導入することで、業務の効率化をはかることができますが、システムも導入しなければ目的の達成は困難といえます。
現行システムとの連携性を考慮して、連携性・カスタマイズ性の高い販売管理システムの導入を検討していただければと思います。
販売管理の効率化やシステムに関する資料のダウンロード
販売管理に関する下記のようなPDF資料がダウンロードできます。販売管理の効率化やDX推進などにお役立てください。